【自分くらいは「自分の人生」を甘やかせ】
どうも、【勝ち方研究所】所長のあきらです!
テニスの大会で負け続け、体のあちこちが凹みまくっている今日この頃。。。
前に記事にもした9月25日の敗戦からほぼ毎週のように試合に挑戦しているのですが、一度たりとも勝った記憶が無い!!
団体戦に出場した時なんかチームで自分だけ一勝もせずに終わるという疫病神スタイル(笑)
落ち込みに落ち込んでいたのですがチームメイトからは
「上手いんやから自信もって臨んだらえーんやで!」
「たまたまアカンかっただけやん!自信もって!」
なんて良い人たちばかり( ;∀;)
でもね、前も言ったかもだけど
「結果もクソも出してねーのに自信なんて持てるわけがない!!」
となかなか優しい言葉を受け入れられないのです。。。
しかし、
自信を持つことと結果にはそこまで相関関係が無いのでは?
本屋で見つけたこの本↓↓を読んで考え方が変わるきっかけを得ることができました!
本のタイトルにあるように、スタンフォードというのは、イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education(THE)」が発表している『THE世界大学ランキング』で2022年に第4位という物凄い大学です!!
因みに日本が誇る東京大学は35位!スタンフォード大学の凄さが解ります!!
そんな凄い大学式の自信の作り方、興味ありませんか??
早速、次からスタンフォード式の自信の作り方を見ていきましょう!!
こんな人におススメ!
- 自信の持ち方を知りたい人
- 人との関わり方が苦手な人
- 内気な性格に悩んでいる人
本書では様々なワークが用意されており、そのワークの目的が
ネガティブな思考から自由になること=感情のコントロール
なんです!
先に上げた本書がおススメな人の特徴として、
ネガティブな思考にとらわれて自分らしく振舞えない
ことが挙げられます!
本書の内容を読み、ワークや人付き合いを実践することで感情をコントロールする術を身に付け、自信を持って自分らしく振舞うことができるのです!
自信を持つための3ステップ
では、どうすれば自信を持つことができるのか?
本書の中から厳選して3ステップでご紹介します!
- 感情をつかさどる3つのシステムを知る
- いま・ここに集中する
- セルフ・コンパッションを育む
この流れで自信を身に付けるための基礎が出来上がります!!
感情をつかさどる3つのシステムを知る
まずは人間の感情をつかさどる3つのシステムについて知りましょう!
3つのシステムとは、
- モチベーションのシステム
- 脅威のシステム
- 癒しのシステム
です!一つずつ見ていきましょう!
モチベーションのシステム
見返りが手に入るか自分にとって価値のあることが達成されたとき、気分が高揚しますよね?
モチベーションのシステムはその感情を司ります!
”やる気スイッチ”みたいなものですね(笑)
驚異のシステム
主に不安や怒り、不快感といった感情が呼び起こされるシステムです!
このシステムのお陰で、脅威の気配を察知し対応できるようになります!
社交不安を覚える時や孤独を感じるときなどに台頭し、ネガティブな感情を呼び起こします!
例えば、
- 他者からの強い当たりがあった時
- 周囲の人と上手くなじめない時
- 人と比べて自分が劣っていると感じている時
- 自分の行動が上手くいかなかった時
- 自己批判に陥ってしまった時
などに”脅威のシステム”が発動し、ネガティブな感情に支配されてしまいます!
このシステムが発動しやすい人は自信を失い、自分らしく振舞えなかったり、ネガティブな想像を繰り返してしまいます。。。
癒しのシステム
充足や平穏、安心などの前向きな感情を司るシステムです!
自分に対する脅威が無くなった時に発動し、落ち着きを取り戻しリラックスを促します!
3つのシステムの中で”癒しのシステム”には面白い能力があります!それが
活発化すると他のシステムを抑制する効果があること
つまり、活性化した”脅威のシステム”を抑え込み、ポジティブな感情を持つことができるのです!
では、どーすれば”癒しのシステム”を発動させることができるのか?
ポイントは”やさしさ”です!
自身が幼かったころを思い出してください!
嫌なことが起きたとき、親や信頼できる人の所へ行き話を聞いてもらったり、抱きしめてもらったことはありませんか?
そんな時、心のざわつきが収まっていくのを感じたことは無いでしょうか?
この感覚が正に”癒しのシステム”が作動している証拠です!
他者から貰った”やさしさ”のお陰で”脅威のシステム”を抑え込み、落ち着きを得ることができるのです!
とはいっても、常に”脅威のシステム”が作動したら”やさしさ”を得られる訳ではありません!
次は、”脅威のシステム”から意識を逸らす方法を見ていきましょう!
いま・ここに集中する
”脅威のシステム”から意識を逸らす方法、それが
マインドフルネス
です!日本では”瞑想”という方が聞き馴染みがあるかもしれません!
この”マインドフルネス”がなぜ、”脅威のシステム”から意識を逸らす力があるのか?
それは、「いま・ここ」に集中するからです!
”脅威のシステム”のメカニズムを思い出してください!
- 社交不安や孤独を感じる
- ネガティブな感情が湧き上がってくる
- ネガティブな想像を繰り返し想像してしまう
という流れでしたよね!
このシステムが厄介なのはスイッチとなる出来事が起こると、ネガティブな”想像”を繰り返してしまう所なんです!
まだ起こっていない空想に囚われてしまう。。。
マインドフルネスは、
いま・ここに集中すること
集中(注意)を向ける対象は何でもよく、
視覚や聴覚などの五感だけでなく、自分自身の思考や感情でも構いません!
大事なのは、いま・ここにある感覚や気持ちを客観的に観察することなのです!
空想ではなく、現実のあらゆるものに集中(注意)を向けることで、自分を落ち着かせるきっかけを自ら作ることができます!
”脅威のシステム”に支配されそうな時でも、落ち着いて自分とコミュニケーションがとれるようになるのです!
セルフ・コンパッションを育む
”脅威のシステム”に対抗する、次の方法は『セルフ・コンパッションを育む』ことです!
コンパッションとは”思いやり”のこと!
セルフ・コンパッションとは『自己への思いやり』という意味です!
先にも書きましたが、”癒しのシステム”には”脅威のシステム”を抑える効果があります!
その”癒しのシステム”の発動条件に『やさしさ』が必要ということ、覚えていますか?
この『やさしさ』ですが、何も他人から貰う必要はないのです!自分からの『やさしさ』でも効果を発揮するのです!
セルフ・コンパッションを育むことで、自ら”癒しのシステム”を発動させ、ネガティブな思考に支配されないようにできるのです!
では、どの様にしてセルフ・コンパッションを育むのか??
それは、
自分を大事な友人の様に扱う
ことです!
例えば、自分の親友が大事なプロジェクトに失敗した時のことを想像してみて下さい!なんて声をかけますか?
「お前、やっぱり駄目な奴だな!」
間違ってもこんな声はかけないはず!!
「このプロジェクトに心血注いでいたのは解ってるよ!失敗したのはたまたまだろ!次の機会に向けてまた頑張ろうよ!」
と、前向きに声をかけるのではないでしょうか?もしくは、
「今回は運が悪かっただけだよ!すぐに元気出すのは無理かもしれない。今はゆっくりと休んだらどう?良かったら飯でも食いに行って気分転換しよう!驕るで!」
のように、気分を晴らしてあげようとするのではないでしょうか?
しかし、自分の事となると例に挙げた最低な声掛けをしているのではないでしょうか?
自信が無い人に多いのですが、とかく自分に厳しい傾向があります!
「もっと上手くやらないといけない」
「運のせいにしては駄目だ!自分の頑張りが足りないからだ!」
のように自分を追い込んでしまいがち!!”脅威のシステム”の餌食になりやすいのです!
もっと自分を労わってあげましょう!
甘やかしまくって怠惰になれ!というわけではありません!
自信が無いからこそ、厳しく頑張ってきている自分に対して、もっと大事に扱ってあげるのです!
今日からできるアクションプランとして、自分に厳しくしてしまいそうになった時、
こういう場面では親友に対して何と声をかけるだろう?
と自問してみて下さい!
そして、出てきた答えをまんま自分にかけてあげましょう!
人に厳しい他人は以外にも多いもの!だからこそ、
自分くらいは「自分の人生」を甘やかすくらいでちょうどいいのかもしれません!
今回の学び
今回一番学びがあったのは、”セルフ・コンパッション”についてでした!
日本人特有なのか解りませんがとにかく
「自分を甘やかしては駄目だ!結果が出るまで死に物狂いで頑張らないと!」
みたいな強迫観念があって、上手くいかない度に自分を責める傾向があったんですよね(;^_^A
なので失敗や挫折、社交不安を感じる度に
「今までちゃんとやってこなかった自分が悪いんだ。。。」
という風になってしまい、自信をつけるどころか無力感だけが増していきました。。。
こんなんじゃ自信をつける以前に人生楽しくないですよね!
自分に対して辛く、キツく当たってくる人は山ほどいます!自分くらいは自分を甘やかすくらいでちょうど良いかもしれません!
少なくともこれからは、仲のいい友人のように自分も労わってあげようと思います!!
最後に
いかがだったでしょうか?
『引っこみ思案な人のためのスタンフォード式自信の作り方』(リン・ヘンダーソン著、青木仁志監訳、小林玲子訳、アチーブメント出版)!
自信の作り方と聞いて、どういう風に努力するのか?などのハウツーが知れるのか、と思いきやカギは
自分に対する思いやり
人は意外とマジメで、自分に対して厳しすぎる生き物なのかもしれませんね!
もう少し自分に対して思いやりを持って行動してみましょう!
そうすることで、自分の人生の最良のパートナーが自分自身!という素敵な関係を結べるかもしれませんね(^^)
冒頭に書いてある
【自分くらいは「自分の人生」を甘やかせ】
という台詞、実はYouTuberヒカルさんの言葉なんです!
この本を買う前にヒカルさんの本を買って、その中に封入していたステッカーの言葉がこれ!
何か縁を感じます(笑)
今を時めく成功者ですらこう言っているのですから、自分に優しくしていきましょう!!
それでは~(@^^)/~~~
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