どうも、あきらです!
今回ご紹介するのは、漫画です!
勝木光さんが書かれた漫画、『Baby Step』(講談社)です!
この漫画、僕の大好きなテニスが題材なのですが、主人公のレベルの上げていき方がとても参考になるんです!
どれくらい参考になるかというと、
「ダーツ素人の先輩が、この漫画の影響でプロになってしまう」
くらいのインパクトがあります!!
ちなみにこれは、実話です(;^_^A
人生にとって有意義なこの漫画、早速みていきましょう!
主人公・丸尾栄一郎
主人公の丸尾栄一郎の特徴は
”優等生”
成績は必ずオールA!!ついたあだ名が「エーちゃん」という、スポーツものの主人公では珍しい部類に入るキャラクターです!
そのエーちゃんの成績を支えるのが、
”完璧に作られたノート”
その出来は学校内に知れ渡り、テスト前に貸してほしいとお願いされるような一品です!
このノートが物語を通して大活躍するので、そこも見ものです!
このエーちゃんが、運動不足解消に近くのテニススクールへ通う所から物語が動きます!
持ち前の分析力とノートを使って確実にレベルを上げ、
- ジュニアの県大会準優勝
- ジュニアの関東大会上位入賞
- ジュニアの全国大会上位入賞
- 全日本選手権上位入賞
と3年で駆け上がり、プロになります!
ジュニアというのは、18歳以下の選手のことです!18歳以下の選手のみで行うのが
ジュニアの大会!ジュニアの中でも2歳刻みでカテゴリー分けがされています!
この漫画の唯一リアリティがぶっ飛んでいるのが、高校の3年間でプロになる所!
20年以上テニスやってきて未だにそんな勝てない自分が情けない(´;ω;`)ウゥゥ
仲間との友情や恋愛もあり、スポーツ青春漫画といったところでしょうか!
次は、このエーちゃんの壁の超え方!一番推している所を紹介していきます!
エーちゃん流結果を出すサイクル!!
このエーちゃん、高校からテニスを始めたという時間的ハンデを乗り越えるために、ある工夫を凝らします!それが、
「ノートを使ったサイクルの高速回転」
- Research
- Plan
- Do
- Check
- Action
この五つです!俗にいう”PDCAサイクル”ですね!
①対戦相手を入念に下調べをし
②それをもとに「基本戦術」と「想定外だった時の戦術」を組み立て
③実践で試す
④実戦での情報をノートにて収集
⑤また試す
といった流れです!
これを毎試合ごと、毎日の練習ごとにノートを使って行うので、情報の蓄積と改善が効率よく行うことができ、急成長できるというカラクリなんです!
ただ、僕が考えるこの漫画の一番面白い所は、
「エーちゃんのプレゼンテーション」
これ一択です!
このプレゼンテーションで一番面白かった所をご紹介します!
プロになるために!親に向けたプレゼンテーション
もともと優等生だったエーちゃんは、大学へ進学し、企業に就職というごく一般的な進路を目指していました!
ですから、テニスのプロになる、というのは中々の決断!家族の誰もが考えていなかった選択肢なんです!
しかし、プロになるためには親の援助が絶対不可欠!何としてもご両親の理解を得なければなりません!
特に母親からの反対が予想されるので、そこをどうにかしなければなりませんでした。。。
エーちゃんのResearch
まず、エーちゃんは、プロとはどういう制度なのか調べます!
- どういった選手がプロになっているのか
- プロの選手の主な収入源
- プロとしての稼ぎが無くなった後の進路
などなど。
その上で、自身がプロになるための最低限の実績を調べ上げます!
エーちゃんのPlan
調べた結果、エーちゃんがプロになるためには、
「全日本ジュニア優勝」
という結果が必要、となりました。
これは、親を納得させる一番解りやすい結果だから、というのが一番大きな要因ですね!
実際、全日本ジュニアで優勝しなくてもプロ活動する選手は沢山います!
全日本ジュニアが18歳以下の選手の最高峰の大会です!
漫画内でも言われてますが、プロへの登竜門的な意味合いもあります!
次に、現状のスケジュールでどの様にプロを目指すか。
結果、塾と勉強の時間をテニスに充てることを決意します!
最後に、母親の賛同を得るために期限を設けます。
「全日本ジュニアが終わるまでの間」
テニスに全てを捧げたい!もし駄目ならすぐに受験に専念すると。
そして、これを実行に移します!
エーちゃんのDo
ここで、エーちゃんがとった行動が
「両親を前にしてのプレゼンテーション」
未だかつてスポーツ漫画でプレゼンテーションを行う主人公がいただろうか?(笑)
両親を前に
”丸尾栄一郎 人生プラン”
と書かれた資料を手渡し、プレゼンを始めるエーちゃん。
開始直後から反対する母親を前に、プロの活動を説明し、母親の意見を汲みながら話を展開していくエーちゃん。
心配なプロ後の生活(特に収入面)を説明し、期限を設け、目標(全日本ジュニア優勝)を果たせなかった時は受験に専念すると約束をするエーちゃん。
相手、特に母親の心配を考えて提案していたことを察してくれた父親の理解もあり、見事に期限付きではあるものの、両親の援助を手に入れたエーちゃん。
どういう提案をすれば相手の理解を得られるのかも学べる、あきら一押しのシーンです!
まとめ
勝木光さんが書かれた漫画、『Baby Step』(講談社) の見どころ、いかがだったでしょうか?
ダーツのプロになった先輩は、エーちゃんの分析が一番技術向上の役に立ったと言います!
動画で自身の動きと目指すプロとの違いを見つけ、今度はその部分を徹底的に分析する。
自分に合うフォームのプロを見つけたら、また徹底的に分析、そして実践し、また分析。
これがプロになった秘訣だと言います!
先に上げたサイクルの他に、エーちゃんの想定外の相手と闘った時の壁の突破の仕方も非常に勉強になります!
気になった方は下記のリンクより購入してみて下さい!!
最後に!
僕はエーちゃんからの学びで、競技力の向上は果たせなかったのですが、親の協力を得るためにプレゼンをするのがクセになりました(笑)
ありがとうございました(笑)
コメント