地方公務員試験対策その2~一次試験の内容とその形式~

※アフィリエイト広告を利用しています。

公務員対策

どうも、あきらです。

前回の記事では、公務員試験を受ける前に志望先を決めることの重要性をお伝えし、公務員になるという目的だけなら市町村役場の地方公務員をおすすめしました。

この記事でも基本的に志望先は市町村役場ということで進めていきます。

今回の記事では公務員試験の入口、一次試験についてです。

基本的に一次試験は筆記試験になります。

単純に学力が必要なのですが、範囲がかなり広く、どこに重点を置くかの見極めが非常に重要です。

また、各自治体で試験の種類が違うことがあるので、その種類についてもお伝えしていきます。

この記事でわかること

  • 一次試験の種類
  • 各試験の簡単な対策

が解ります。

一次試験では非常に幅広い分野が出題されます。どのような出題分野があるのか、どのような形式があるのか見ていきましょう。

一次試験の出題範囲とは

一次試験の種類には様々あります。ここでは、それぞれの試験について、出題範囲や簡単な対策について触れていきます。

一般教養

出題範囲は大きく分けて、「社会科学」「自然科学」「文章理解」「数的処理」の四つに分かれます。

「社会科学」では、政治・経済・地理・日本史・世界史・国語など受験で言うところの文系科目。

自然科学は、生物・地学・化学・物理・数学などの理系科目があります。

「文章理解」はその名の通り、長文読解です。現代文でおなじみの問題で古文や英文も文章理解に含まれます。

「数的処理」は、判断推理(数学パズルみたいなもの)・図形・数的処理(計算問題など)・資料解釈が範囲です。数学が得意な人には問題がありません。

この他には時事問題が含まれることがあります。

時事問題以外は高校までの勉強内容という認識でOKです。

一般教養問題なら、勉強が得意な人や高校のテストで高得点を取っていた人なら独学でも十分合格できます。

試験は「社会科学」「自然科学」「文章理解」「数的処理」の出題分野から40問、制限時間2時間、マークシート形式というのが基本の形です。

40問のうち、文章理解と数的処理だけで半分以上の出題数があります。

勉強する場合は文章理解と数的処理に重点を置くようにしましょう。

特に時間が無い場合は一日に2問ずつで良いので、欠かさず取り組むことが重要です。

専門試験

専門試験は、一般試験とは違い、大学の講義で出てくる内容です。

法律系(憲法・民放・行政法・刑法など)、経済学系(マクロ経済学・ミクロ経済学)、政治学・経営学・財政学などetc…

これらの問題が出題されます。これらの出題分野から40問、制限時間2時間、マークシート形式というのが基本の形式になります。

因みに、受ける公共団体によって内容が変わってきたりします。裁判所には刑法の問題があるのに、他の自治体には無かった、などです。

しっかりと情報収集していきましょう。

ちなみに、市町村役場の試験では、専門科目の試験が無いことがほとんどです。

これが、僕が市町村役場をおすすめする最大の理由です!

専門科目でも、一般教養のところで紹介したように出題数が偏ることがあります。

法律系と経済系が多くなりやすいので、情報収集をしっかりするようにしましょう。

SPI

一次試験をSPI試験で行う自治体等も増えてきました。

簡単に中身を説明すると、「言語系(国語系)」「非言語系(数学系)」「適性検査」の3分野があり、社会人の基礎能力を図るのが目的です。

そのため、難易度は高くなく、高校のテストでそれなりに得点できてた方なら問題ありません。

全て、マークシート形式です。

特徴としては制限時間が短いです。

”言語系”や”非言語系”を”30分で40問”や”40分で30問”で解かなくてはならないため、時間との戦いになります。

対策としては市販のSPIの問題集を買って、毎日数ページこなしていくだけで十分です。

SPIでは満点が狙えるため、高得点を取る必要があります。

制限時間に追われないように、問題集に紹介されている「解き方のコツ」を抑えていくのがベストです。

問題を早く解く方法が身に付きます。

また、地味にしんどいのが”適性検査”で、”30分で120問”のように、高速で処理しなければなりません。

内容は「この問題について、あなたはどう感じる?」といったものなので、直感でマークしていきましょう。

SCOA

マークシート形式で、120問を1時間で解くという非常に集中力がいる試験です。

試験の難易度はSPIより低めですが、時事問題なども含まれており、出題範囲はSPIより広く感じます。

中には文章題や長文読解などもあり、僕の感覚では「普通に制限時間内で解ける人いるのか?」というレベルです。

対策は、「取りこぼしを無くすこと」と「問題の見極め」をすること。

簡単な計算問題やパッと見て答えられる問題から先に解いていき、最後に時間がかかるけど、確実に解ける問題に取り組むことです。

もう一つ付け加えると、最後の10分で解くのを止めて、残りのマークシートを塗りつぶすようにして下さい。

全部「3」を塗りつぶす、など自分で決めて白紙部分を消すことで、追加得点が狙えます。

僕は一度、40問ほど白紙で提出して、2点足らずで不合格になりました。

塗りつぶすだけで、この悲劇を回避することができます(笑)

適性検査

適性検査には様々あり、一概にコレ!とは言えません。

基本的には2種類あり、一つは「自分が当てはまるものを選ぶ」形式、もう一つは「同じ図形を選べ」のような作業形式で、ともに時間は短いです。

特に後者の方は、”短い時間で焦らず正確に作業を行えるか”を見ていると言われていて、慣れが必要になります。

有名な”内田クレペリン検査”(制限時間内に数字を足していく検査)が出てきたこともあります。

小論文

公共団体によっては一次試験で小論文を書くことがあります。

基本的には1時間で1000文字程度が目安となっています。

出題内容は、「自分の事について」「受験する公共団体について」「公務員とは」の三点に絞れます。

一次試験で出されなくても、二次試験以降で出題される事も多いです。

対策としては、自己分析や志望先の研究、公務員のニュースチェックをしておくこと!

これができていれば、なんてことはありません。

ただ、極端な発想は控えるようにした方が無難です。

まとめ

公務員試験の一次試験について、少しイメージを掴んでもらえたと思います。

次回は、もう少し詳しく一次試験の対策を書行く予定です。

それでは(@^^)/~~~

コメント

タイトルとURLをコピーしました