地方公務員対策~一次試験突破のコツは科目を絞ること~

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公務員対策

どうも、あきらです。

前回は様々な一次試験の種類をご紹介しました!!

今回はその一次試験の具体的な対策の紹介です。

この記事では、僕がおすすめしている市町村役場の職員を目指している人を対象にすすめています。

この記事でわかること

  • 試験での得点目標
  • 各試験で集中して取り組む科目

が解ります。

膨大な出題範囲を誇る公務員試験の一次試験。

それぞれの対策について見ていく前に、一次試験で目指すべき点数を見ていきましょう。

一次試験で目指す点数

60点!

6割取れれば勝ちです。ちょっと低い気がしますが、それには訳があります。

公務員試験の一次試験、とりわけ一般教養と専門科目の出題範囲は非常に膨大です。

そのため、合格のラインが低くなります。

僕が受験した時も6割以上取れていればほぼ合格していました。

「今回は手応え無かった」

と思っていても受かった、そんな事は多々あります。

つまり、

「高得点を取らなければ!!」

と、肩ひじを張らなくてOK!

各試験で集中して取り組む教科を抑えれば、6割は簡単に取れます!

※SPIなどの簡単な教科はまた、話が変わってきます。

各試験の取り組むべき教科とは

6割の得点をするために必要な教科を各試験ごとに紹介していきます。

一般教養

文章理解と数的処理の二科目です。

一般教養では、高校までに習った範囲がまるまる出題されるます。

文章理解と数的処理に重点を置いて勉強していきましょう。

文章理解と数的処理に重点を置く理由は、問題数に占める割合が非常に高いからです。

基本的に一般教養は40問出題されるのですが、文章理解と数的処理はその半分ほどを占めます。

試験によってはそれ以上の配分になっていることもあります。

社会科学(文系科目)と自然科学(理系科目)それぞれ足し合わせたものと、二科目合わせたものが同じ配分。

分散されている科目を突き詰めるより、大きな割合を占める科目を勉強するほうが時間的にも有利になります。しかし、

文章理解には、現代文・古文(無い試験もある)・英文

数的処理には、判断推理(数学パズル的なもの)・図形・数的処理(数学的な問題)・資料解釈

と中々の分量を誇ります。

「試験まで時間が無い」「何から手を付けていいのか解らない」時は、迷わず文章理解と数的処理に取り組みましょう。

コツは毎日必ず勉強すること!

一日に2問ずつでOKです。

しんどい時は1問でも良いので欠かさず取り組むようにしましょう!

文章理解と数的処理をしっかり押さえれば50点近くは確保したことになります。

後の10~20点をどう確保するか。

運に任せても大丈夫です(笑)

試験はマークシート形式で、5択です。

つまり、当たる確率20%となります。

50点の20%は10点なので、文章理解と数的処理の50点と運で稼いだ10点で目標の60点です!

また、出題される範囲が高校までの問題なので、答えや解き方を覚えていることもあるでしょう。

つまり、想定の60点より多く得点することが可能になります。

こう考えると、少し楽な気分になりませんか?

ただ、確実に合格したい方はもっと勉強する時間を確保して、しっかりと社会科学と自然科学にも取り組んだ方が無難です。

今の自分の状況、「時間があるのか、無いのか」「どの教科が得意で、どの教科が不得意なのか」を考えながら、各科目への時間配分を調節してみて下さい!

専門試験

専門試験を受けたことが少ないので、一般教養ほど詳しくは書けません。

ただ、専門試験にも傾向はあります。

それは、法律系科目と経済系科目の比重が他と比べると多い、ということです(これは数えたので間違いないです)!

僕が受けたのは市役所と公立大学法人の2か所をそれぞれ2回ずつなのですが、政治学や財政学などの分野では平均して2問ほどですが、法律系科目(憲法・民法・行政法)と経済系科目(マクロ経済学とミクロ経済学)の問題は3~5問ほどありました。

やはり、専門試験でも比重が高いものから手を付ける、というのが大切だと感じます。

SPI

SPI試験では、特に集中して取り組む科目、というのはありません。

取り組むべきは、問題を速く解く方法を身に付けること!

SPIの唯一の敵は「時間制限」です。

ゆっくり問題を解いていては時間が足りません。

そのため「正確に速く問題を解く」ことに集中しましょう。

SPIの問題集を一通り解いた後、苦手な問題は解説を見ながら復習をする。

解けた問題も、もっと速く解ける解法が無いか、解説を確認しておきましょう。

そして、マリオカートのタイムアタックのつもりで何秒で問題を解けるか、を繰り返しておけば大丈夫です!

 一般教養試験のある公共団体と並行して、SPI試験のある公共団体を受験する場合は、一般教養試験の勉強を重視しましょう。

SPI試験の方は、一週間ほど前から対策を行えば大丈夫かと思います。

それだけ、問題の難易度は低めです。

SCOA

SCOAについては、4回ほどしか受けたことがありません。

しかし、落ちたのは最初の1回だけなので傾向と対策はできていると自負しています。

こちらもSPI同様、集中して取り組む科目は無いです。

一般教養試験対策をしているなら、1週間ほど前からSPIのタイムアタックに取り組めばOKで、難しい問題はありません。

ただ、試験の内容が「120問を1時間で解く」というものなので、解く順番が大切になってきます。

最初の問題から解いていくのではなく、

「自分が解くことができる”簡単な”問題から解く」

これだけを守ればどうにかなります。

問題を見て、直感的に「時間がかかりそうだな」と感じる問題は後に回しましょう。 

時間のかかりそうな文章題や長文読解には手を付けないことも重要です。

確実に得点できる問題を解き終えたら、時間はかかるが確実に解ける問題に手を付けます。

SCOA試験で重要なのは、

「試験の10分前までを制限時間にする」

という決まりを作っておくことです。

なぜなら、解けなかった問題を塗りつぶす作業があるからです!

これもマークシート形式なので、最後は神頼みでもOK!

僕は落ちた初回以外はこれで乗り切りました(^^♪

適性検査

適性検査については、これで落とされた、と感じることがまずありません。

ですので、適性検査についてはそこまで比重を置く必要があるとは考えませんでした。

ただ、適性検査では

「素早く正確に処理を行う能力を見る」

分野の問題があります。内田クレペリン検査や、図形の照合問題などです。

SPIやSCOAみたいに素早く正確に解かなければならない試験があるので、それの息抜き程度に適性検査の問題集を解くくらいで十分でしょう。

まずは、一般教養試験などの土台をしっかり固めるのが先です。

小論文

小論文でどこを見ているのかが正直分からない、というのが本音です。

ただ、公務員という職業を考えると、偏った思想はあまりよくないと感じます。

小論文では一般論に、サラッと自分の意見を付け加えるくらいで充分です。

お題になるのは、

  1. 自身のことについて
  2. 受験する公共団体について
  3. 公務員について

の3つ。

自己分析や志望先の研究、公務員関係のニュースをチェックしておけばいいでしょう。

注意点を上げるとすれば、

”絶対にマイナスな言葉は避けること!”

「当市の問題点を指摘してください」

みたいなお題が出てきても、ストレートに

「子育て支援が他市と比べて少ないと感じます。ですので、その分野を手厚くすればもっと良い市に…」

などと、馬鹿正直に答えるのではなく、

「○○市は、高齢者への福祉は手厚くて凄く住みやすいと思いますが、子育て世帯にはそこまでの恩恵が無いように感じます。ですので、子育て支援に力を入れると、高齢者世帯だけでなく、子育て世帯も住みやすい市に…」

のように、オブラートに包む方が受けが良い印象です(面接でも同じです)。

まとめ

  • 一般教養と専門試験には重点的に取り組む科目がある。
  • SPIとSCOAは速さと正確性、時間配分が命
  • 小論文は学生時に取り組む企業分析を応用

以上の3点となります。

 この次は志望動機のことについて書いていこうと思います。

 それでは(@^^)/~~~

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