【理性はいらない!無意識の潜在能力をフルに引き出し、自然に上達を目指す!】
どうも、あきらです!
テニスをプレーしていく上で多くの人がぶつかる壁!
それがメンタルコントロール!
試合前に対戦相手に対してビビッてしまったり、試合中ではチャンスを目の前にモノにできなかったりと理由はさまざまありますが、自身の実力を発揮できずに負けてしまった経験は誰しもあるハズ!
僕も
- 相手を格上と意識すぎて力み、負けてしまう
- 流れのいい場面で守勢に入り、逆転されてしまう
- チャンスボールを前に力んでミスをしてしまう
といったことがよくあります(;^ω^)
技術的に未熟なのは当然なのですが、練習中にできていたことが試合になると何故かできない。。。
この状況を打破する方法は、
理性を取り除き、無意識を活用する
ことで道は開けます!
一体、どういうことなのか?
参考文献を見ていきましょう!
インナーテニス
この本は僕がテニスの参考書を読んできた中でもトップクラスに良かった!
と思える一冊です!
ちなみに、この本の中で出てくる練習方法やメンタルコントロール術は漫画『ベイビーステップ』の中にも度々出てきます!
テニス漫画ですら参考にする良書なので、期待できます!
それでは、中身を見ていきましょう!
理性(セルフ1)と無意識(セルフ2)
『インナーテニス』での目的は”セルフ2”の潜在能力、自修機能をフルに引き出し、個人で上達することです!
この”セルフ2”の能力を阻害する概念が”セルフ1”!
”セルフ1”の働きを抑えて”セルフ2”を活発にすることでこの目的が達成されます!
”セルフ1”も”セルフ2”もよく分からないですよね(;^ω^)
そこでまず、この本に出てくる主要概念である”セルフ1”と”セルフ2”をざっくりと説明します。
セルフ1
”セルフ1”は”理性”と表現されています!
”セルフ1”の主な活動としては【努力】が挙げられます!
自分の行動や目標に対して、辛くとも”頑張る”といったアプローチはこの”セルフ1”の特徴です!
日本人的には美徳とされる【努力】ですが、人間本来の力を発揮しようと思ったら邪魔になってくるのです!
また、
「バックハンドが苦手だな~」
という苦手意識や判断も”セルフ1”によるもの!
他にも面白く感じたのが、
「”かっこよく”勝ちたい」
という”かっこよく”という感情も”セルフ1”の雑念によるものです。
勝負の世界では勝つか負けるかだけで、”かっこよさ”は不純物ですよね?
こういった意識的な活動が”セルフ1”です!
ここではわかりやすく”理性”と言うことにします。
セルフ2
『インナーテニス』では”セルフ2”を”本能”や”無意識”と表現しています。
”セルフ2”の主な働きは【純粋な動機の発露】です!
ちょっと分かりにくいのですが、僕も”セルフ2”については完全に落とし込めずにいます(;^_^A
もともと人間に備わっている【モノを知覚する能力】や【自身の能力を最大限に発揮したいという欲】が”セルフ2”と大きく関わっています。
この知覚能力(もっとよく見る・もっと感じる)や【自身の能力を最大限に発揮したいという欲】へ正しくアプローチすることで、
- 潜在能力を100%発揮できる
- 自分自身でフォームを改善する
- ダイエットにも効果がある(まゆつば)
という恩恵が得られます。
ちなみに、ここでは”セルフ2”を”無意識”と表現します!
”本能”よりかっこよさそうですし(これが”理性”ですね)。。。
そして最初の場面に戻るのですが、人間は”理性”を主体に生きているので、この”無意識”の力を存分に発揮できずにいます。
自身の生活を思い返してみても、
- いつまでに○○をしなければならない(努力)
- これは良いことで、あれは悪いこと(判断)
- もっと仕事で認められたい(雑念)
など”理性”が幅をきかせています!
ではどうやってテニスで”無意識”の力を発揮させていくのか?
次からは”理性”を抑えて”無意識”の力を発揮させる練習方法をご紹介していきます!
『インナーテニス』的練習法
”無意識”を活発にしていく練習法はコチラです!
- はずんで、打って
- ボールの落下点の確認
- ボールで絵を描く
の3つです。
はずんで、打って
”無意識”の力を引き出す練習の第一歩は”はずんで、打って”です。
これは、ボールの動きを”よく見る”練習です!
相手から打たれたボールが自陣コートに落下した時に、
「はずんで」
と口に出します(心の中で唱えてもOKです)!
次に自分がそのボールを打つときに、
「打って」
と口に出す。
これだけです。
非常に簡単ですよね!
これは、ボールの動きに注視することで”理性”を追い出し、観察しようとする”無意識”を引き出す練習です!
これを続けていくと、自然と集中力が増していくのを感じます!
騙されたと思って、練習中にやってみてください!
対人練習、おもにゲーム形式や決め事を作ったラリーでは気が散る要素が多いので、まずは球出し練習や簡単なストローク練習のときに行ってみましょう!
慣れてきたら、相手コート側のボールも見るようにしていきます。
自分が打った球が地面に落ちた時は、
「はずんだ」
それを相手が打ち返した時は
「打たれた」
みたいな感じです!
こうしていくことで”無意識”の領域が広がっていきます!
ちなみに僕は、相手コートまで広げると途端に上手く集中できなくなったので、自分のコート止まりですが(;^_^A
ボレーにも応用できる練習方法です!
ボールの落下点の確認
続いては”ボールの落下点を確認”することです!
自分が打ったボールがどこに落ちているのか、コントロールが重要な技術であるテニスでは無視できないポイントです。
しかし、大半の人は「打ったらおしまい!」、ではないでしょうか?
アウトした時、ミスをした時、そのボールの行方をしっかりと見ない”結果無視”の練習が本来の上達速度を半分以下にしてしまいます。
自分のコートに落下してきたボールは、先ほどの”はずんで、打って”練習法で意識していますので割愛します。
自分の打ったボールが、相手コートのどこに落ちたかを一打一打自分の中で答えていきましょう。
ベースラインを基準として、アウトなら+、インなら-何Mのところに落ちたのかを明確にしていきます。
僕がそうなんですが、メートルで答えるのが苦手ならボール何個分とかでもOKです!
これを続けていくと、コートの内側にボールを入れるという目的意識が明確になってきます。
これが発展していくと、相手の打球音やフィニッシュの姿、ボールの高さから、どこに落ちてくるかなどの予測能力が開発されていきます(+αで雑念の排除も)!
この練習方法は先にも紹介した『ベイビーステップ』という漫画で主人公のエーちゃんが試合に勝ちたいとコーチに頼んだ時の練習です。
自分が打った感覚とボールがどこに落ちたかを正確に掴むことでコントロールを上げる練習ですね!
ボールで絵を描く
最後は”ボールで絵を描く”です!
意味の解らない練習が出てきました(笑)
この練習の目標は”人間本来が持っている美的センス”を呼び起こし、集中することで”理性”を抑え、”無意識”にボールの軌道を覚え込ませることです。
コート全体をキャンパスに見立て、
- 低く早いボールは直線的な線(軌道)
- 高く、緩いボールは美しい曲線(軌道)
を描いていくことで、それぞれのショットの軌道を覚え込ませていくことでショットの精度を上げていくことです。
テニスには、ドロップショットやロブのように基本的なスキルでは無いけども、応用として必須のテクニックがあります。
そういったショットを会得する際にも使える練習ですね!
僕はこの軌道を描き続けるのが難しくて、挫折しがちな練習方法ですが、ダブルスで相手の前衛を抜くパッシングショットで上手くいくときには、綺麗な線が見える時があります。(多分)
ちなみにこの練習方法も先ほどから紹介している『ベイビーステップ』で登場します!
画家を目指しているけど、親に絵を描かせてもらえない岩佐くんという対戦相手がコート上をキャンパスに見立てて、絵を描く欲求を満たしていきます!
コントロールアップにつながるので試してみてください!
まとめ
自身の本来の力(無意識)の発揮を阻害する”理性”を抑えることで、試合でベストパフォーマンスを出せるようになる方法をご紹介してきました!
よくテレビのインタビューなどで、プロスポーツ選手が
「試合中は無我夢中でした」
「体が勝手に動いた」
「楽しめました」
など語っていることを考えると、『インナーテニス』的なアプローチも間違っていないように感じます!
僕自身、試合が上手くいったと感じる時は、雑念が無くやることが明確になっている時なので、もっと”無意識”に任せる場面を増やせるようにしたいですね!
”無意識”を活性化させる練習は、
- はずんで、打って
- ボールの落下点の確認
- ボールで絵を描く
の3つをご紹介しました!
この他にも練習方法はたくさん紹介されているのですが、僕はまだ消化しきれていません(;^ω^)
興味が出た方はぜひ下記リンクから手に取ってもらえたらと思います!
インナーテニス
最後に
今回、所々で出てきた漫画『ベイビーステップ』はコチラの記事で紹介しているので良かったら見てみてください!
この漫画は、僕が子供に読ませたいと思える非常に良い漫画で、どうすれば困難を乗り越えて前に進めるか、が学べる漫画です!
僕も何個か真似して上手くいきました(笑)
47巻もある超大作ですが、面白いので一気に読めます!
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