【頑張るのに疲れた時に読む本】
どうも、【勝ち方研究所】所長のあきらです!
「頑張っているのに結果が出ない。。。」
これ、私だけでなく頑張っている人に共通の永遠の課題だと思うんですが、、、
以前上げた記事で、
”結果に注目するのではなく、日々の行動をちゃんと取り組む”
この精神が結果的に【勝ち】を呼び込むんじゃないかと結論付けました
これを意識し始めてから、一つ一つのルーティンに対して惰性ではなく”丁寧”にと一段と深く取り組めるようになり、日々が充実してきたように感じます!
結果、将棋もテニスも良い方向に向かっていると前向きに捉えられるようにもなってきました!
しかし!!
「効率の良い努力ができたらそもそも頑張り疲れることもなくね??」
「成果出すのに今かけている時間が絶対必要なのか?」
という疑問が出てきました!!
確かに物事の本質を付けば様々な課題も一気に解決へ向かう!と、USJを再建されたマーケターである森岡毅さんもおっしゃっていました!!
その記事も上げているので、物事の本質を付くことは日々意識しているのですが。。。
ぶっちゃけ、今までやった事が無いのでよく解らんのですよ(;^_^A
「じゃあ、何か良い参考書は無いかな?」
と探してみたら、良さそうなのが見つかりました!!
『エフォートレス思考~努力を最小化して成果を最大化する~』(グレッグ・マキューン著、高橋璃子訳、かんき出版)です!
本書のタイトルにあるエフォートレスとは、effort(=努力)という単語に修飾語のless(=より少ない)が付いた語で、サブタイトルにある通り「より少ない努力で成果を上げる」ことを目的とした考え方やテクニックが学べます!
まさに今の自分にピッタリ!!
これをモノにして、より良い方法を身に付けていきたいと思います!
中身を見る前に、まずはいつものように、著者がどんな方なのかを見ていきましょう!
著者について
著者であるグレッグ・マキューン氏は、ツイッターやヤフーなどの企業コンサルティングを生業としている方です!
このコンサルティングをしている企業の中には、あのアップル・グーグル・フェイスブックという世界を席巻するメガテック企業も入っています!
それだけでこの著者のビジネスマンとしてのレベルの高さが伺えますよね(;^_^A
また、コンサルティングだけでなく、作家としても名が知られています!
ビジネス書を読まれる方なら一度は耳にした事があるハズ!あの『エッセンシャル思考』の著者でもあります!!
『エッセンシャル思考』のエッセンシャル(essential)とは,”必要不可欠な”という意味で、本当に大切な物事に注力して成果を出していこう!というテーマの本です!
成果を出すためにはあれもこれも手掛ける時間も資源も無い!
限られた資源をどこに賭けるのか?それの見極め方を教えてくれる本です!
自分の経験でもあるのですが、あれこれと手掛けてしまうとどれも中途半端になってしまって、結果どれも惨敗。。。という流れが多いです(;^_^A
自分の最優先事項を常に守れている人は、ビジネスでも趣味の世界でもドンドン成功していっている感じがします!
私もやっと目標を3つに絞れるまでになりました(笑)
しかし、著者のグレッグ・マキューン氏はこれでもやることを減らしきれていないと言います!
なぜなら、本質的で重要なことが多すぎる時やそれら一つ一つに多くの時間を取られる時があるため、
「どんなに頑張っても進捗がなかなか進まない」
という問題に直面することがあったからです!
これは、本書の冒頭部分に書かれていました!
この『エフォートレス思考』はこの問題から出発しました!
『エッセンシャル思考』で何が重要かを見極めるだけではなく、見極めた大事なことを”どのように”行うか、ここまでで1セットなのだと、著者は気付いたのです!
この『エフォートレス思考』は、”どのように”行うかを徹底的に極めるための本です!
その神髄を見ていきましょう!
まずは考え方から変えていこう
この『エフォートレス思考』、3つのブロックに別けられています!
- エフォートレスな精神
- エフォートレスな行動
- エフォートレスのしくみ化
それぞれ非常に勉強になるブロックなのですが、今回は導入の”エフォートレスな精神”から一番大事だと思う考え方をご紹介したいと思います!それは、
「どうすればもっと楽になるだろう?」
と考えるアプローチを持つこと!!
これ、私が読んでいて一番心に響いた言葉なのですが、あなたはどう感じますか??
特に日本人に多いと感じるのですが、とかく”苦労話”を称える風潮ないですか?
「あの人は睡眠時間を削って仕事に没頭したお陰で成功した」
とか、
「○○さんは大きなケガを乗り越えてプロスポーツ選手になった」
などの話をテレビや雑誌などでよく見かけませんか?
こういう苦労話の方がストーリー性を持たせやすいですし、市民権を得られやすいので仕方のないことだとは思いますが。。。
そのお陰で世間では、
「楽して成功は得られない」
や
「楽な仕事は無い」
など、”楽をすること”に対して一種の悪という見方が蔓延しているように感じます!
しかし、”楽になること”を考えるのは悪いことでしょうか?
- ”より良い方法”を考えること
- ”より効果的な方法”を模索すること
- ”より楽に成果を出す方法”を見つけること
これも立派な努力ではないでしょうか?
結果を出すために”努力すること”は非常に大事です!
ある有名な某ボクシング漫画に出てくる会長はこう言います。
成功した者は皆すべからく努力しておる
はじめの一歩42巻
そう、成功には努力は欠かせません!
が、その努力の方向性を考え直してみませんか?という話です!
取りあえず量をこなして頑張るのではなく、成果を意識して無駄なことを省いていく!
サブタイトルにもあるように、努力を最小化して成果を最大化する方法を考えることが一番重要なことだと、私はこの本から学びました!
以前の記事でも書きましたが、私は結果を出すのに時間がかかりすぎてしまいます。。。
この時の考え方はというと、
- とにかく毎日続けないと!
- 同じ練習を繰り返すうちに道が開ける!
- 誰よりも時間をかければ成果は出る!
といった感じで、
「とにかく頑張る!!」
がモットーで、戦略も何もあったものではありませんでした!
そりゃ欲しい結果なんて手に入らないですよね(;^_^A
そうではなく、冒頭で触れた
「どうすればもっと楽になるだろう?」
という考え方を軸に努力の方向性を定めていくのが良い結果に繋がるのではないでしょうか?
そうすれば”燃え尽き症候群”にならずに継続して努力を続けられるハズです!
今回の学び
「どうすればもっと楽になるだろう?」
これに尽きますね!
今まで
「努力することが至上!!」
という考え方で、その内容にまで言及せずに同じことを繰り返す毎日だったんですよね。
”努力すること”や”頑張ること”に酔っていたんだと思います(;^ω^)
まあ、酔っていたんで燃え尽きることもなく今も続けられているんですけど(笑)
これからは、努力の軸を変えてより良く楽に成果を出せる方法を考えていこうと思います!
まとめ
いかがだったでしょうか?
『エフォートレス思考~努力を最小化して成果を最大化する~』(グレッグ・マキューン著、高橋璃子訳、かんき出版)
今までの自分に一番足りていない考え方だったので、凄く興味を持ちながら読み進められました!
この考え方って非常に大事な部分で、かの有名なマザー・テレサがこういう言葉を残しています!
思考に気を付けなさい それはいつか言葉になるから
言葉に気を付けなさい それはいつか行動になるから
行動に気を付けなさい それはいつか習慣になるから
習慣に気を付けなさい それはいつか性格になるから
性格に気を付けなさい それはいつか運命になるから
マザー・テレサ
思考が運命までも変えていく出発点なんですよね!
しっかりと良い思考法を身に付けて、私自身の【勝ち】を掴んでいきたいですね!
あと、この考え方の部分をもっと学んでいきたいとも思いました!
それでは(@^^)/~~~
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