どうも、あきらです!
先日、10越しに将棋ウォーズ10分切れ負けで初段昇段を決めました!!
どの夢も時間かけすぎやねん(;^ω^)
何度も昇段戦で跳ね返されていたため、昇段したときうっすら泣きました(;^_^A
今回は10分切れ負けで昇段できた理由を自分なりに考え、それをお伝えしようというものです!
- 将棋級位者で上達を目指している人
- 将棋ウォーズ1級で立ち止まっている人
には参考になると思います!
格上に勝つには序盤が重要
将棋で一番大切なのは終盤力です!
多少不利な局面でも相手の急所に手を伸ばし、一気に詰ますことができれば序中盤は関係なく勝利することができます!
しかし、格上と戦うとなると序盤が非常に重要です!
相手はコチラより将棋の定跡に精通しており、対応を間違えると一気に逆転不可能な大差をつけられます!
例えば相手が振り飛車、特に石田流の時に頻出する手筋がコチラ↓↓
今回の相手は中飛車ですが、有名な手筋で王手飛車をかけられ大差がつきました”(-“”-)”
ちなみに石田流には今でも序盤から潰されてしまうことがしばしば(;^ω^)
今日も2連続で潰されましたしね。。。
相手が自分より格下なら逆転できる可能性がありますが、格上だとそうはいきません!
将棋ウォーズで昇級もしくは昇段しようと思うなら、自分より1つ2つ級位または段位が上の人に勝たなければならず、序盤の大差は覆しにくいからです。
そこで相手の戦型別に僕の囲いまたは形を参考にしてもらえればと思います!
僕が使っている戦型は棒銀のみです!
一番オーソドックスで基本的な戦型のため対策が取られやすいですが、将棋ウォーズ初段くらいならどうにかなります(現に10分切れ負けと3分切れ負けで達成しています)!
居飛車党の人は参考にしやすいかもですね!
あきらの戦型別対応策
居飛車党の僕が相手しなければならない戦型は主に次の5つ!
- 相掛かり
- 角換わり
- 横歩取り
- 対振り飛車
- 対中飛車
それぞれ定跡書を読んで勉強したわけではなく、棒銀の一番オーソドックスな定跡(ネットで調べた)と対戦していくうえでマイナーチェンジを繰り返して出来上がった戦法です。
ときどきYouTube(主にクロノさんと嬉野流チャンネル)を参考!
初段までは詰将棋と必至問題だけ解いていれば、これくらいの知識で格上に対応できます!
それぞれの戦型を見ていきましょう!
相掛かり
互いの飛車先を付き合って始まる相掛かり戦!
力戦型になりやすいのが特徴といわれています。
本来は角道を止めているのですが、僕の初手は必ず角道を空けると決めているので、ちょっと変則的です!(角とか桂馬が好きな駒だからですが、角と桂馬の使い方が一番下手です(´;ω;`))
相掛かり調になった場合に組む形がコチラ↓↓
さっさと飛車先の歩を交換して銀を繰り出します!
玉は居玉が多いです(;^_^A
攻めるのが好きなんでしょうね(笑)
自分のポイントとしては4九金の一段金です。
この状態で角交換になった時、3九角打と桂跳ねから5七の地点を攻められて負けることが多かったので対策した結果がこれです!
お陰で角打から負けることは減りました!
角換わり
角換わりはプロ棋士間でも流行りの形で、最序盤に角交換をして戦う戦型です!
形によっては詰みまであるといわれる戦型で、僕自身昔は師匠の影響で勉強しました!
角換わり腰掛け銀が主流なのですが、難しいため断念(;^ω^)
角換わり棒銀で攻めるようにしています。
角換わりになった時に組む形がコチラ↓↓
ここから1五歩から銀を繰り出し、端を強引に突破していくのが狙いです!
ここでもポイントは4九の一段金!
どんな戦型でも3九角打から負けるため、これが僕の将棋の肝ですね(笑)
横歩取り
上級者の戦法とも名高い横歩取り。
近年は後手番で羽生善治九段が採用し、高勝率を上げています。
横歩取りには有名な戦い方がいくつもあります。
- 勇気流
- 2三角型空中戦法
- 青野流
- 4五角戦法
- 相横歩取り
などなど!
しかも恐ろしいのが受け間違えると一瞬で負けが決まってしまう点です!
やってられへん(;^ω^)
僕が組む形はコチラ↓↓
玉を一つ寄るだけで戦いを起こします。
この形だとほとんどの相手が飛車を引いてゆっくりとした指し回しになるため、こちらも安心して駒組や攻めを実行できます。
ここでも4九の一段金は健在(笑)
どんだけ3九角打にトラウマあんねん(笑)
対振り飛車
相手が飛車を5筋・4筋・3筋・2筋に振って戦うことを振り飛車と言います。
5筋から順番に、
- 中飛車
- 四間飛車
- 三間飛車
- 向かい飛車
と名前がついています。
こちらも飛車を振れば相振り飛車ですが、僕は居飛車党なので俗にいう対抗形です!
対振り飛車の駒組がコチラ↓↓
舟囲いから銀を繰り出して、相手の角頭を狙います。
ちなみに対振り飛車の戦績はかなり悪いという実感(;^ω^)
振り飛車側の強引なさばきから一気に攻め潰されるのがトラウマですね。。。
ポイントは相手に駒をさばかせずに手厚く受けることなんですが、我慢できない青い自分がいます(笑)
この駒組は中飛車以外すべての振り飛車で採用しています。
この辺に対振り飛車が弱いことが伺えます(笑)
対中飛車
相手が5筋に飛車を振ってくる中飛車!
将棋アイドル(当時)の元乃木坂46の伊藤かりんさんの得意戦法でもあります!
実はこの対策が一番初めに自分で思いついた指し回しで、以来ずっと使っています!
その駒組がコチラ↓↓
将棋ウォーズを始めて一番初めの強敵が中飛車でした!
中央突破して一気に詰まされるのがトラウマでした(;^ω^)
そこで金銀の金駒を中央に集中させて厚みを作り、突破させないことを目的としています!
とりあえず単純な脳筋戦法(笑)
最近は相手の角切りから中央突破されて負けが混んでいますが、これが一番指しやすいですね!
戦型を覚えるためには
将棋を初段→二段→三段→四段→アマ高段とどんどんレベルを上げたい人には、しっかりと棋書を読み込んで定跡を覚えて、AIで研究していくのがベストだと思います!
しかし、初段くらいなら自分の得意戦法を見つけ、対局を見返して負けパターンをどうするか考えるだけでOKです!
現に僕がそうでした!
とりあえず、お金がなかったので(笑)無料で勉強できるネットを使って、得意戦法のオーソドックス戦法を覚えて実践の繰り返し!
やった勉強は詰将棋と必至問題を毎日とときどき次の一手問題のみ!
最近では「ぴよ将棋」という無料AIで対局の振り返りをしています!
「ぴよ将棋」についてはコチラから。
定跡は一つ一つ完ぺきに覚えようとすると疲れます!
自分の指し手だけでなく相手の指し手の違いにも対応しなければならないからです!
なので、形で覚えましょう!
最終形だけ覚えておいて、後は相手の出方を伺いながら最終形を目指すのが一番覚えやすいです!
慣れてきたら細かい分岐点まで覚えていって高段を狙っていきましょう!
まとめ
将棋ウォーズ初段を目指すなら、対戦相手の戦型別に戦い方を変えていきましょう!
僕の駒組はご紹介したとおりです。
多分、定跡やAIからするとかなり逸脱していると思いますが、大事なのは自分が指しやすいこと!
初段くらいならこれで行けます!
ただ、居飛車だとご紹介した戦型に加え、奇襲戦法も対応しなければならず、覚えることが多すぎてしんどいです(;^_^A
なので、初心者の方には振り飛車をおすすめします!
振り飛車は高確率で自分の指したい展開が作れる(主導権を握りやすい)上に、美濃囲いというコスパ最強で破りにくい防御を生かし、多少駒損をしても攻め倒すことができるからです!
現在は居飛車党が主流みたいになっていますが、菅井竜也八段は振り飛車を駆使して藤井八冠へのタイトル挑戦を果たしたり、女流棋士の中では振り飛車党が最強だったりと凄い戦法なんです!
僕は振り飛車に必要なセンスが無かった。。。
マジで人生において、センスや才能と呼ばれるものがねぇな(;^ω^)
将棋の勉強については、以下の記事でまとめています。
※自分で買ったおすすめの棋書はコチラで紹介しています!
※初段への効率的な勉強法をまとめてみました!コチラを参考にしてみて下さい!
※棋書をたくさん読みたい方はコチラを参考にしてみてください!
自分の中で一番棋力が上がったと感じるのは必至問題に取り組んだことです!
これはマジでおすすめです!
とりま将棋ウォーズ全カテゴリー初段を達成するまでは毎日解いていこうと思っています!
一緒に初段目指していきましょう!
それでは(@^^)/~~~
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