どうも、あきらです!
今回ご紹介する本は、将棋棋士のレジェンド・羽生善治先生が書かれた「大局観~自分と闘って負けない心~」(角川新書)です!
大局観 自分と闘って負けない心 (角川新書) [ 羽生 善治 ] 価格:880円 |
今、藤井聡太竜王(現在四冠:2022年1月2日時点)の活躍により、将棋がブームになっていますよね!
その前、ブームを巻き起こしたのが今回の著者、羽生善治先生です。
数々の記録を樹立し、まだ現役なのにレジェンドとも言われる存在です!
僕が将棋を始めたのも羽生先生の影響からでした!
当時、通っていた公文という塾(そう、「やってて良かった、公文式」の公文です(笑))で、羽生先生の漫画があたり、将棋に興味を持って現在も趣味でやるようになりました!
将棋はへっぽこなんですが、羽生先生への憧れからテレビの特集や書籍を見るようになり、今回ご紹介する流れになっています(^^♪
この記事では、
- 簡単に羽生九段をご紹介
- 「大局観」に出てきたこれだけは胸に刻んでほしい部分
を書いています!
「これだけは胸に刻んでほしい部分」だけ読んでもらって構いませんので、そこは目を通して欲しいです!
では、行ってみましょう!
羽生善治九段
言わずと知れた大棋士!
間違いなく平成の将棋界は羽生先生が中心だったと言えるほどの戦績の持ち主です!
羽生先生の成し遂げた偉業としては、
- 中学生でプロ棋士に(今までで5名のみ)
- 将棋界初の7冠達成(1996年)
- 将棋界初の永世7大タイトル保持者(2017年)
- タイトル通算99期
- 国民栄誉賞受賞
などなど!他にも数々の偉大な記録を持ち続けています!
僕としては記録より、50歳になっても将棋界の第一線で戦われているのが凄いと思っている所で、いくつになっても変わらずに上を目指して戦い続ける姿勢が本当に尊敬しています!
まあ、将棋のプロは皆そんな感じなのですが(;^_^A
テレビや雑誌のインタビューでしか見たことは無いのですが、人柄の良さが伺える所も魅力的です!
テレビ番組のコーナーの一つで、お笑い芸人の方と羽生先生が将棋を指す場面があったんです!
そして、お笑い芸人の方の初手、角道を開けたことに対して羽生先生は
「素晴らしいですね」
とコメントされたんです!
凄くないですか?
ちなみに将棋における角道を開ける手は、定跡の手で、
「普通はこう指すよね」という感じです!
将棋をやっている者からすれば、当然の一手に対して賞賛を送ることができる。
この気持ちのありようが、トップの所以なのかもと感嘆したほどです!
まあ、僕の心が荒んでいるだけかもですが(;^_^A
また、将棋だけでなく趣味でやっているチェスでも国内トップクラスの実力の持ち主という離れ業を見せてくれています!
将棋とチェス、似ている所はあるかもですが、どちらも国内トップレベルに持っていけるって凄いですよね!?
本業で1千万プレイヤー、副業でも1千万プレイヤーといった所でしょうか??
ここまで、羽生先生の偉業にスポットを当ててきましたが、チャーミングな所もあります!
対局中は、「羽生にらみ」と銘打たれる鋭い眼光で盤上を睨む羽生先生ですが、若いころは寝癖のまま対局に来るウッカリさんな一面もあります(笑)
そこが可愛いと人気をさらに集めた部分もあるのですが、自分が集中したいこと以外には無頓着な所が伺えます(^^)
そんな羽生先生が書かれた「大局観」。羽生先生の勝負観について書かれています!
将棋を知らない人にも解りやすいように、様々な例えを入れて書かれているのですが、、、
僕としては、全てを受け取ることは難しかったです(;^ω^)
まだまだ修行が足りないのでしょう_| ̄|○
ただ、この一文だけ。物凄く刺さって、ずっと大事にしている文があります。
そこだけ、ご紹介させていただきます!
胸に刻んでほしい部分
では、早速!
私は、「続けること・継続すること」は立派な才能だと思っている。
将棋の場合、対局中にパッと良い手が閃くとか、たくさん手が読めるとかいうことも一つの才能だとは思うが、もっと根源的なものとして、「地道に、確実に、一歩一歩進み続けることができる」ということこそが、最も素晴らしい才能だと思うのだ。
「大局観~自分と闘って負けない心~」(角川新書)77ページ
どうでしょうか?
普通、才能ってもっと特別な能力のように感じませんか?
しかし、数々の偉業を成し遂げた人がこう言うんです。
「続けることが一番の才能」だと。
これを見かけるまで、
「自分は才能が無いから成功しないんだ」
「この努力は続けても意味が無いのでは」
などと後ろ向きになっていたのですが、頑張ってもう少し続けようと思うことができました。
おかげで、テニスを続けて20年目にして初めて満足のいく戦績(草大会ですが)を手にし、落ち続けていた公務員試験も6年目で合格を掴むことができました。
もちろん、
- 続けるにはモチベーションが大事
- 目標設定の仕方
- 負けから学ぶこと
などなど、続けるだけではなく向上するために必要なことも様々書かれています。
それでも、
「今頑張って頑張ってしんどくて。でも、結果が出ない。。。」
そんな人の背中を押すのに充分な一文ではないでしょうか?
数々の偉業を成し遂げた羽生善治先生のこの言葉は、他の自身の著書でも見かけます。
また、以前見たテレビ番組で羽生先生が7冠達成してモチベーションが下がり、1冠まで戦績を落とした時の話の中で、
「自分より年上の、60代の棋士が対局しているのを見て、続けることって凄く難しいことなのではないか?常に前進しようと闘い続けている先人の姿を見て、そう感じました。」
というようなことを語られていました。(ニュアンスが変わっていたらすみません<(_ _)>)
そこから、また複数タイトルを保持するようになったという話。
羽生善治先生は、続けることの難しさを痛感しているのだと思います。
僕は、プロの人ほど深いレベルで続けることはできないですが、諦めず少しずつなら進んでいくことはできるかもしれない。
「いつになるか解らない。でも、成功を夢見て今日も一つずつ積み上げていこう!」
と勇気をもらうことができました!
頑張っているすべての人に、羽生善治先生の言葉を送ります!!
まとめ
羽生善治先生が書かれた「大局観~自分と闘って負けない心~」(角川新書) 、いかがだったでしょうか?
「続けることが一番の才能」
これを胸に頑張っていきましょう!
これ以外にも、羽生善治先生の勝負についての考え方が色々載っているので、気になった方は、下記のリンクから購入してみて下さい!
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最後に
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