どうも、あきらです!
将棋で一番大切な力に終盤力があります。
終盤力が高いと相手とギリギリの勝負を繰り広げた時に、攻めた方が良いのか、守った方が良いのかの判断がつき、一手差で勝つことも可能です。
終盤力は次の3つで鍛えることができます。
- 詰将棋
- 必至問題
- 詰めろ問題
この中で一番重要だと思えるのが詰将棋です。
実際、現在最強の棋士と言っても過言ではない藤井聡太八冠は詰将棋の大会で小学生の頃からチャンピオンになっており、棋士の中でも終盤力が桁違いと評判です。
詰将棋が強い人は、時間がない時でも詰み筋が見えて勝ち切ることができます。
僕が目指している将棋ウォーズの全カテゴリ初段では、一勝一勝を積み重ねて達成率を100%にしなければなりません。
簡単な詰み筋を逃して逆転負けしてしまうと、負けを引きずって連敗街道を突き進み、達成率を大幅に減らしてしまうこともあります。
そうならないためにも簡単な詰将棋をしっかり解き切る力を身につけましょう。
今回は自分の将棋ウォーズでの対戦の中で、
「これは見逃したらアカンやろ。。。」
という5手詰めの実践詰将棋をご紹介!
自分の備忘録でもあります(;^_^A
実践詰将棋
問題となるのは以下の局面です。
![](https://granita-channel.com/wp-content/uploads/2024/04/2-1024x1024.png)
相手は初段の方で、自分でも驚くほど良い展開に持ち込むことができ、あともう一息というところまできました。
この局面、7分も残っているためよく考えれば勝利をもぎ取れる状況です。
皆さんは詰み筋が見えましたか?
ちなみに私はここで大悪手を放ち、逆転負けを喫してしまいました(´;ω;`)
![](https://granita-channel.com/wp-content/uploads/2024/04/4-1024x1024.png)
この8九銀を飛車で取られ、その後4三金から詰まされました。
正解発表
正解は玉頭に打ち込む9七銀です!
![](https://granita-channel.com/wp-content/uploads/2024/04/3-1024x1024.png)
9七銀は同玉と応じるしかなく、その後、
- 8八角
- 9八玉
- 9七銀
で詰みです。
8筋は8一に飛車がいるため上部に逃げることができません。
この勝利を逃してしまい、80%後半まで貯まっていた達成率が70%台にまで落ち込みました。。。
![](https://granita-channel.com/wp-content/uploads/2024/04/1-1024x1024.png)
勝てていれば、10分切れ負けは昇段もしくは昇段戦を控えていたかもしれないのに(´;ω;`)
まとめ
将棋ウォーズではゲームの性質上、時間に追われることも多く、悪手を放ちがちです。
僕は特に10秒将棋でポカをしまくっています(;^_^A
しかし、時間が数分残したうえで今回ご紹介したような詰み筋を逃すのはいただけません。
詰将棋や終盤力を鍛える問題は毎日コツコツ取り組むことで伸ばすことができます!
詰将棋や必至問題の本を買うのもおすすめで、僕のおすすめは以下の3つです!
お金をかけずに詰将棋を毎日やる方法もあります!
日本将棋連盟のページに「まいにち詰将棋」という特集があり、一日一題あたらしい問題が載せられています(赤枠の所です)!
![](https://granita-channel.com/wp-content/uploads/2024/04/816fc65d196ccdfa6579e167d1ade721-1024x739.jpg)
過去の問題も見ることができるので、電車などの待ち時間に解いてみてはいかがでしょうか?
僕も初段を目指す中で、実力不足で見落とした次の一手や今回のような実践詰将棋を紹介していくので、棋力向上の足しにしてください(^^♪
一緒に初段を目指しましょう!!
それでは(@^^)/~~~
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