【逃げ上手の若君】主人公の北条時行の人物像を徹底解説!!

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どうも、あきらです!

【逃げ上手の若君】という漫画をご存じでしょうか?

週刊少年ジャンプにて2021年8月号から掲載されている漫画で、単行本の累計発行部数は2024年7月時点で300万部を突破!

さらに2024年7~9月にはアニメ化もされている大人気コンテンツです!

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「逃げ上手の若君」の主人公は北条時行といって、鎌倉幕府の生き残りで南北朝時代に南朝方の武士として活躍した人物です!

しかし、歴史の授業で”北条時行”について学んだ記憶が僕には無い!!

あの辺は、

  • 足利尊氏
  • 後醍醐天皇
  • 新田義貞
  • 楠木正成

これくらいだった気がする(;^ω^)

そこまで取り上げられる人物ではありませんでした!

そこで、今回は「逃げ上手の若君」の主人公である”北条時行”について、基本情報をまとめてみました!

これを見れば「逃げ上手の若君」をもっと楽しく見ることができるでしょう!!

「逃げ上手の若君」とは

まず、簡単に「逃げ上手の若君」のサラッとした紹介をします。

この漫画は主人公、北条時行の生涯を鎌倉幕府の滅亡から描いている歴史漫画です!

2024年11月19日現在も連載が続いており、人気漫画の1つとしてジャンプを賑わせています!

作者は松井優征先生!

”殺せんせー”でおなじみの「暗殺教室」を描いた方の作品です!

「暗殺教室」も大ヒットを記録し、実写映画化など様々なメディアミックスがされている化け物コンテンツ!

というか、僕が知っている松井先生の作品は3作品しかないのですが、全てジャンプで大ヒットしている気がします!

  • 魔人探偵脳噛ネウロ
  • 暗殺教室
  • 逃げ上手の若君

全ての作品で意表を突いたテーマで、時には考えさせられることもある深い漫画です!

各作品に必ず一人は刺さるキャラクターがおり、それも魅力的な作品にしています!

僕の推しメンは、

  • 笹塚刑事(魔人探偵脳噛ネウロ)
  • 赤羽カルマ(暗殺教室)
  • 北畠顕家(逃げ上手の若君)

アラフォーのおっさんが好むにはちょっと中二病感漂うキャラばかりですが。。。(;^ω^)

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大ヒット漫画を輩出し続ける松井先生の「逃げ上手の若君」、ぜひ見てみて下さい!

北条時行とは?

北条時行についてご紹介します。

北条時行は元徳元年(1329年)頃、鎌倉幕府14代執権・北条高時の次男として生を受けました。

北条高時は北条得宗家9代当主でもあります!

得宗家というのは、簡単に言うと北条の本家の生まれということ!

幼名は文献により様々で、

  • 『保暦間記』では勝長寿丸
  • 『梅松論』では勝寿丸
  • 『太平記』では亀寿
  • 『北条系図』では全嘉丸または亀寿丸
  • 『群馬県史』では熊寿丸

通称は相模次郎なので、相模次郎か漫画でも呼ばれている時行で覚えておきましょう!

物語が動き出すのは、鎌倉幕府と後醍醐天皇の争いである『元弘の乱』から!

元弘の乱は後醍醐天皇が鎌倉幕府打倒を掲げ起こしたものです!

乱の前に計画がバレてしまい、後醍醐天皇自身は隠岐へ流されてしまいますが、

  • 足利尊氏
  • 楠木正成
  • 新田義貞

といった有力武将が鎌倉幕府に反旗を翻し、鎌倉幕府が滅亡します。

この元弘の乱の北条家の生き残りが「逃げ上手の若君」の主人公、北条時行です!

元弘の乱で北条家が滅亡したのが1333年とされているので、北条時行が4歳の頃!

かなり壮絶な人生です”(-“”-)”

この幼い時行を保護したのが、北条家の家臣の一人である諏訪頼重!

作中では不思議な力を持つ面白いオッサンとして出てきますが、史実でもマンガ内でも重要な役割を果たします!

諏訪頼重に保護された時行は、諏訪家の領地である信濃(現在の長野県)の諏訪神党に匿われます。

諏訪神党は、諏訪明神の直系の末裔とされる現人神(この時は諏訪頼重)を中心とした武士集団です!

この諏訪神党のもとで時行は力を蓄えていきます。

鎌倉幕府討幕から時行挙兵まで

鎌倉幕府打倒を果たした後醍醐天皇は建武の新政(1333年~1336年)を実行!

武士に渡ってしまった政治の実権を取り戻すために後醍醐天皇自ら行った政治のことです!

不満を持った武士たち(主に北条家が中心)が各地で反乱を起こしました!

結局、後醍醐天皇は足利尊氏により政権を奪い返されたことを考えると、建武の新政は北条氏だけでなく、武士にとって面白くなかったものだったのではないかと考えられます!

建武2年(1335年)、諏訪神党ならびに北条の残党を率い、時行が挙兵!

信濃国の守護だった小笠原貞宗を退け、鎌倉を目指します!

鎌倉を任されていた足利尊氏の弟である直義は、時行を迎え撃つために各地で戦を仕掛けますが敗戦!

挙兵してわずか2週間足らずで鎌倉を奪い返します!

この時、時行は6歳!

ヤバすぎる功績ですね(;^ω^)

破竹の勢いで勝利を収めた時行軍ですが、運に見放された部分もあり、足利尊氏の軍勢に敗北!

鎌倉から逃げ延びた時行は姿をくらませます。

この一連の戦を中先代の乱と言い、時行が先代(北条高時)と後代(足利氏)の中間にあたるとして、中先代と呼ばれるようになりました。

中先代の乱後、後醍醐天皇と足利尊氏は決別し、建武の乱が起こります。

建武の乱に勝利した足利尊氏は室町幕府を立ち上げ、逃げ延びた後醍醐天皇は大和国(現在の奈良県)吉野に南朝を立ち上げます、これが南北朝時代です!

北朝(足利)と南朝(後醍醐天皇)が睨み合いを続けている中、再び時行が動きます!

南北朝時代の時行

時行は足利氏の北朝につかず、親の仇でもある後醍醐天皇の南朝側につきます!

南朝側についたことで、朝敵の汚名を拭う綸旨を貰い、戦もできる公家こと北畠顕家卿のもと足利尊氏討伐に出るのでした!

道中で鎌倉を再奪還し、さらに進軍!

京都を足利から取り戻すために、和泉国石津(現在の大阪府堺市)に拠点を構えるも足利軍に敗北!

北畠顕家は戦死しますが、時行は再び逃げることに成功、再起を図ります!

この北畠顕家、めちゃくちゃ濃いキャラをしていて魅力的なので是非とも漫画を見てもらいたいですね!

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現在、ジャンプで連載されているのはこの辺です!

僕も漫画で先を読みたいので、この辺で終わります(笑)

まとめ

北条時行は戦で負けると戦死することを美徳としていた時代に、何度も逃げ延び名を遺した稀な武将です!

しかも幼いながらに数々の功績を収め、過酷な運命と戦い続けました!

いや~6歳の頃なんてなんも覚えてへんで(;^ω^)

松井先生の作品はどれも面白い上に、勉強にもなるので是非見てみて下さい!

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幼いながら頑張る時行に負けないくらい、精一杯生きないといけませんね(;^_^A

それでは(@^^)/~~~

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