地動説を題材に描かれた、マンガとしては異質なタイトル「チ。-地球の運動について-」!

ビッグコミックスピリッツで連載され、累計発行部数は500万越え!
さらにアニメ化までされる人気ぶりを発揮しました!
そんな大ヒットマンがを描かれた魚豊先生のデビュー作が「ひゃくえむ。」!
こちらはウェブコミック「マガジンポケット」で連載され、単行本は全5巻(新装版で全2巻)!
2025年には映画化までされた作品です!
マンガのあらすじは、
生まれつき足が速く、100m走で全国1位の少年・トガシと、足も遅く引っ込み思案な少年・小宮が出会う小学校の頃からスタート!
トガシと小宮はひょんなことから急接近し、トガシは小宮に走り方を教えることに!
これをキッカケに小宮の人生は大きく変化!
その変化がトガシの人生をも変化させて行くことに…
といった感じ!
100m走という競技に全力で向き合うからこそ生まれる栄光や喜び、葛藤や絶望…
それらを噛みしめるからこそ生まれる名言の数々がここにはあります!
絵柄自体は凄くキレイ、といったわけではないんですけど(;^ω^)
一人一人のバックボーンが丁寧に描かれていて、スポーツ漫画というよりは人間ドラマを見ているかのようです!
今回はそんな「ひゃくえむ。」の中で、僕にぶっ刺さったキャラクターの名言を紹介します!
「現実逃避は俺自身への期待だ」海棠の名言
自分にぶっ刺さったキャラクターが海棠です!

海棠が登場するのは物語の終盤!
小学生だった主人公の2人、トガシと小宮が社会人になった時に出てきた選手です!
海棠は陸上界で長く活躍したベテラン選手で、トップの財津選手には負けるものの常に2位をキープしている凄い選手!
最近では台頭してきた若手の小宮に負けて3位になっているものの、存在感は健在です!
海棠が登場したのは、主人公の1人であるトガシの所属する企業チームの新年会!
主人公のトガシはインターハイで、もう1人の主人公の小宮に負けて以来、緩やかな右肩下がりを実感!
そんな状況を打破するために、所属チームのトップ選手である海棠にアドバイスを求めます!
「現実の対処法?」
トガシが聞いたのは右肩下がりの現実に対処する方法でした!
自分なりにもがくものの、状況を打破できない現実にどう対処すればいいのか?
藁にも縋る思いで海棠にたずねました!
そんなのは記録で超越するしかない、と言い切るも、そんなトガシのために自分の話をしてくれます!
そこで出たのが先の名言、
「現実逃避は俺自身への期待だ」
です!
これ、前後の文脈もあった方が自分的には分かりやすいので、長いですが引用します(;^ω^)
まず断言するが俺には天性の才能がある
もちろん走りの才能だ それも短距離に特化してる
ガキの頃は負けなしだった 地元でも県でもだ
まぁ全国に出たらそんな奴らがゴロゴロしてて鼻を折ってきやがったがな
だかそこで俺は止まらず努力し 速くなった
そしてインハイで初の1位(ゆうしょう)を狙えそうだった高3の夏
15歳の財津が現れた
そっから15年 俺は”現実”って奴を見せられ続けてる
いつも最後の最後で負ける現実
一歩先に奴がいる現実
小宮なんて若手が台頭した現実
”万年2位”と呼ばれる現実
今じゃそのあだ名すら明け渡しちまった現実
1秒1秒老いていく現実
ジリ貧な現実
生まれる時代が違えばなんて腐るほど言われた
不思議なことにこの世は俺が勝てない”現実(ざいりょう)”で溢れている
が これも不思議なことに
とうの俺は「次こそは俺が勝つ」と信じ切れてる
なぜか 分かるか?
現実は逃避できるからだ
”現実”ごときが俺の意志には追い付けない
俺の勝利が非現実的なら俺は全力で現実から逃避する
現実逃避は俺自身への期待だ
俺か俺を諦めてない姿勢だ
たとえどんな正論 洞察 真理 啓をふりかざそうと
俺は俺を認める
それこそが俺の使命 仕事 生きる意味 走る理由
いいかトガシ
何の為に走るのかわかってりゃ 現実なんていくらでも逃避できる
ひゃくえむ。 第33話 新装版 下 魚豊 講談社
このセリフ、年を取っていればいるほど、夢を追いかけてまだ叶え切れていない人ほど刺さるんじゃないでしょうか?
僕自身、今年に夢を諦めたり、努力を継続できなくなってしまったんですけど、YouTubeのショート動画で海棠のこのセリフの部分を見て、ヤル気を奮い立たせることができました!
常に負け続けていても、自分を諦めない…
言うのは簡単ですけど、実際はかなり難しいことです!
普通なら数回失敗したら、
「自分には無理だったんだ…」
って諦めてしまうでしょうし!
自分も諦めが悪い方ですけど、常に不安や恐怖は襲ってきますし、上手くいかないこと続きだと心が折れます…
ただ”何のためにやるのか”を明確に持っていれば現実を逃避できる
この観点は持ってなかったな~
高校最後のインハイまで華やかな人生を送ってきた海棠が、そこから15年もの間、苦汁をなめ続けたからこそ出る深みのある言葉です!
物語に話を戻すと、この名言が出た新年会の後にクライマックスとなる日本陸上に場面が移ります!
そこで海棠は自分を任し続けていた財津・小宮を抜いて準決勝で1位を獲得!
さらに自身の自己ベスト更新、日本2位の記録まで打ち立てます!
この時の鬼気迫る海棠のセリフも良かった!
見てろ!今日この一瞬だけは!!
逃避で
現実を!!
追い越す!!
ひゃくえむ。 第37話 新装版 下 魚豊 講談社
あと、このレースの前の独白も良い!
その独白もYouTubeのショートで見たんですけど、すっかりハマってしまって原作を買ってしまいました(笑)
まとめ
今回は自分が最近ハマった「ひゃくえむ。」というマンガに出てくる海棠というキャラクターの名言を紹介しました!
この「ひゃくえむ。」には海棠だけでなく、さまざまなキャラクターが登場し、それぞれにバックボーンが描かれ、凄く感情移入してしまう作品です!
個人的にはトガシが、
「俺の才能は劣化している」
と気づいて、陸上から逃げた高校時代がおススメなんですけど!
胸糞悪いアメフト部とのいざこざがあるんですけど、そこで各々が立ち上がり、復活していくのを見るのが好きで!
アツい場面がちりばめられています(^^♪
個人的には映画よりマンガの原作派です!
ぜひ読んでみて下さい!
それでは~(@^^)/~~~

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